夢のFIRE、でも子育て中は現実が違う？
こんにちは、きーです！
FIRE（Financial Independence, Retire Early）を目指す人が増えています。特に働き方や人生設計を見直す30代にとって、FIREは魅力的な選択肢に映るでしょう。しかし、子育て世帯にとってFIREの道は想像以上にハードです。
「もう会社に縛られたくない」
「子どもとの時間をもっと大切にしたい」
そんな思いを抱えてFIREを志すものの、育児や生活費などの現実の壁が立ちはだかるのも事実。今回は、30代・子育て世帯がFIREを目指すうえで直面しやすい**「現実的なハードル」**について、具体的に掘り下げていきます。
1. 教育費の見通しが立ちづらい
小さいうちはさほどかからない教育費も、中学・高校・大学と進むにつれ大きな負担になります。仮に私立大学まで進学すれば、1人あたり1,000万円前後の教育費が必要になることも。
さらに、塾代や習い事、留学などの希望が出てくる可能性もあるため、「最低限の教育費」だけで試算してしまうと後で大きな誤算に。
FIREを目指す場合、「教育費はどこまで出すか？」「最悪、奨学金や公立コースも検討するか？」など、あらかじめ家族で話し合っておく必要があります。
2. 住宅費・家賃の圧迫
ファミリー向けの住まいはどうしても家賃やローンが高め。都市部なら月10万円を超えるのが当たり前です。FIRE後に収入が少なくなると、固定費の中でも住宅費が家計を大きく圧迫します。
さらに、家を購入した場合は固定資産税や修繕費も必要。持ち家でFIREを考えている人は、ローン完済時期や老後の住まい計画もセットで考えておきましょう。
3. 子どもがいると支出の予測が立ちにくい
子育て中は突発的な支出が非常に多いです。病気での通院、急な進学や転校、レジャー・外食費など、「予定外の出費」が毎月のように発生します。
独身や夫婦だけの生活であれば、ある程度は支出をコントロールできますが、子どもがいるとそうはいきません。
FIRE後は基本的に収入が限られるため、「突発的な支出にどう備えるか？」が超重要。予備費の設定や、想定より多めに資金を用意しておくのが安心です。
4. 働かないことへの不安や社会的プレッシャー
FIREといっても、30代で「働いていない」状態に対する目はまだまだ厳しいものがあります。
周囲から「旦那さん仕事してないの？」「え、子どもいるのに？」といったリアクションを受けることも。日本ではまだFIREが完全には浸透しておらず、特に子どもがいる家庭ほど“普通”を求められる傾向が強いです。
こうした社会的プレッシャーに対し、「自分たちはこういう生き方を選んだ」と言えるだけの家族内での理解・支え合いが不可欠です。
まとめ：FIREは“家族の価値観”がカギ
子育て世帯がFIREを目指すには、
✔ 教育費や住居費などの長期的な支出計画
✔ 突発的な支出に備える余裕
✔ 社会的な偏見や不安に負けないメンタル
✔ そして、家族で共有された価値観
この4つが必要不可欠です。
FIREは夢物語ではなく、**「自分たちに合った暮らし方を見つけるプロセス」**だとも言えます。焦らず、自分たちのペースで歩むのがいちばんの近道かもしれません。
雑談：あなたはどんな“理想の暮らし”を描いてますか？
「FIREしたら毎日何をしたい？」
「逆に、仕事のここが好きだからFIREしたくないって人もいるかも？」
人によって理想の暮らしは全然違います。
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