「投資をしない」という意味ついて考える

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こんにちは、きーです。

みなさんは投資をしていますか?

2024年から新NISAが始まり多くの人が投資を始めたり、興味をもったりしていると思います。

でも、中には・・・

いやいや、投資なんてギャンブルと一緒でしょ?

投資は怖いものだからやっちゃだめだと親に言われてます!!

というように、「投資=危険」と考えている人はまだまだいると思います。

目次

投資は危険?

たしかに私も親から「投資は危険だよ」、「すぐに暴落するよ」などと暗示のように言われていました。

というのも、さかのぼること15年ほど前。

私の叔母が、数百万円預金が増えたあたりのこと。銀行から「投資信託をしませんか?」と誘いを受けたらしく、投資の経験もそれまで全く無かったですが薦められた投資信託に数百万円入れたそうです。

叔母も半信半疑で始めた投資信託でしたが、そのあとすぐに株の大暴落が起こってしまいます。

2008年のリーマンショックです。

投資信託を始めたタイミングがたまたま悪く、すぐに資産が半分になってしまったといいます。

情報も知識もなかった叔母は、その暴落に耐えられず資産が半分になったところで狼狽売り。

投資をしている方の中には、暴落に備えている人は多くないかもしれません。

投資経験者は、必ず一回は狼狽売りしたことあるんじゃないかなと勝手に思っています。私もあります。

貯金だけでいいのか?

その影響か私も20代後半まで投資をすることも無く、「投資=ギャンブル」「投資=危険」の考えをなんとなくもっていました。

とにかくコツコツ貯金するのが一番だと考えていました。

実際、貯金をすることは好きで、働き始めてから年に100万円貯めることを目標に生活していました。

しかし今、投資を続けてみてわかったことは貯金だけしている、つまり資産を「現金」だけで所有していることはとても危険なことだと気付きました。

ちなみに、このブログを見に来てくださっている皆さんは知っている方も多いかもしれませんが、リーマンショックの株価は約5年で回復し、その後現在まで上昇を続けています。

物価が上昇すると

株式投資などをしないで、現金を保有することは一見安全であるように思いますよね。

でも実際には時間とともに価値が減少し、物価上昇の影響を受けているんです。

どうゆうことかというと、2022年くらいから「バターの値段が上がります」とか「油の値段がまた上がりました!」とかニュースで聞くことが増えてきましたよね?

こういったニュースに対して、

たかし君

ああ、バターが高いなあ。ほかの食材は上がらなければいいなあ・・・

まもるさん

油はなるべく使わないように節約しよう・・・

と考えているだけではダメなんです!!!(たかし君、まもるさんは架空の人物です)

乳製品や油が値上げしているということは、いずれ全ての食品が値上がりする可能性もあります。

そして食品だけでなく日用品、木材、車、などなど全ての物が値上がりしていきます。

これはインフレと呼ばれている状態です。

通常、物価は年に2%上昇するように国が定めています。

インフレが進むと、物の値段が高くなるということに目がいきがちですが

実は視点を変えると恐ろしいことが裏で起こっているのです。

値上がりだけじゃない?

例えば食用油で考えると、油の値段がここ数年で20%近く上がっています。

これはお金を20%上乗せしないと買えないということですよね?

つまり逆に言うと、食用油に対するお金の価値がここ数年で20%減少したともいえます。

今は油やバターだけ目立ちますがいずれ全ての物価が20%上昇する可能性もあります。

そして今回お伝えしたい大事なことは値上げしたことではなく、現金の価値が下がってしまったことにあります。

現金の価値が下がっている

先ほどのたかし君とまもるさんは実は貯金が銀行に1000万円あります。本当にあります。

しかし、インフレで物価上昇が進んだ結果、1000万円あった現金の価値が20%減少し、800万円の価値しかなくなってしまったのです。

安全だと思って銀行に預けていたお金です。

通帳には今も変わらず1000万円と書かれていますが、その価値は以前と比べて800万円しかありません。

昔から貯金だけをしてきた人、そして投資に対する知識がない人の中には、この現金の価値が変動していることに気付いていない人が多いように感じます。

「投資をしない」意味とは?

さらに、こういった人のほどんどが「日本円」で貯金していると思います。

資産を全て現金である「日本円」で保有する。つまり「投資をしない」ということはどういう意味を持つのでしょうか?

一見、現金を保有していて安全に思えるかもしれませんが、投資を理解している人から見ると、

実は「大きな大きなギャンブル」をしている状態なんです。

資産を全て現金の「日本円」で保有する。

それは、世界中にある通貨の中で「日本円」一つに絞って投資しているということです。

世界には、円、ユーロ、ドルなど様々な通貨があります。

最近だと円安により、ドルに対して円の価値が下がっています。今は(2024年4月現在)1ドル=150円前後ですので、

1ドル=100円だっとときに比べると円の価値は33%下がったことになります。

物価上昇で円の価値が20%下がり、ドルに対しても円の価値が33%下がり、

今、日本円のみで資産をもっていた方たちはこの両方のダブルパンチを食らっていることになります。

投資をすでに始めていた人は、物価上昇に合わせて株価も上がったり、日本円だけでなくドルベースの資産をもっていたりと、この両方のパンチをうまくかわして資産を伸ばしている人も多いと思います。

投資をしている人と、していない人の格差が広がっています。

そしてこの流れは今後も続いていきます。さらにこの格差が広がっていくと考えています。

まとめ

いかがでしたか?あくまで私の考えですが、、、

現金こそが安全安心な資産という考えは過去の話、もしくは考え自体が間違えているかもしれません。

投資を理解すると、「投資をしない」ということはことはそもそも不可能で、

「投資をしない」=「日本円に一括投資する」と同じ意味になります。

私の場合は、米国株を中心に投資していたので「円安」の影響ではなく「ドル高」の影響を受けて資産を大きく伸ばすことができました!

日本円の保有が少なかったことも結果的にはよかったと思います。

「投資は絶対にしない!」「投資は危険だから」という考えは本当にあっているのか、少し投資について考えてみませんか?

きー

「投資をしない」という大きなギャンブルを辞める
          きっかけになれば幸いです!

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みなさんのご意見もコメント頂けると嬉しいです!

ではまた~

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